約 4,276,278 件
https://w.atwiki.jp/arunau32167/pages/740.html
2CH Breaker 2Dたど 2D格闘ツクラーズ ゴールドメンバー 2次許可対戦2003 8つの秘石リメイク 8つの秘石2 8つの秘石2裏 A.C.S. A.R.C. A.R.C.2 AD A.R.C.2 A4東方-霊夢の拳 Adventure s Field AF・アナザーフォース Amazon Kara ANGEL STAR ROAD Champion☆Carnival ANGEL STAR ROAD WORLD GP2008 ANIKI NO KEN (最終版) AVH-エイリアン対ヒロイン- B.F2 Battle・Call Battle・Calling BOTSU MARCH Breakers Special 09 breakThrough! BURNING BLAZE CHAOS SIDE CHAOS STRIKER Chaos? The Fight CRIMSON ALIVE BURST AGAIN CRIMSON ALIVE ExtremeEncounter Crimson Heart Dark Castle Daybeak of Heterodoxy Destruction Desire Divers Report DotFighters Dream Tone EMBLEM OF RED ReSHUFFLE EVER NIGHTS Exceed Force Fairy War 2 Fairy War FIGHTDOLL VIBRATION FIGHTERS共同体FLASH Fighting is Magic Tribute Edition floating pallet G1(仮) Gappei~欲望にまみれた馬鹿達の末路~ GEARS OF FORTUNE THE DUEL GENESIS OF THE HERETIC BURST AGAIN HEAVENS SWORD herz haft JEWEL LEGENDO第一話 JUNK[ie] Kcs102 KGT.2nd Common System KING OF SOUL KING OF SOUL+plus KING OF SOUL2 LIGHT DESTINY Little Battlers! Ver2 Little Battlers! Little Battlers!EXTRA Lunatic Bellvet MAD GEORGE Majewelick Impact Majewelune World SPECIAL Majewelune World 第1話 Majewelune World 第2話 Majewelune World 第3話 Majewelune World 第4話 Majewelune World 第5話 Majewelune World 第6話 Melly’s Futanari Island Melly 2 - Futanari Dreamland METAL SOUL METAL銃III -Shout of the arms- PEACEFUL GRAPPLER Sweetest Revolt PEACEFUL GRAPPLER Princess of the Ring PROJECT G QUEEN S AXE Raped! Re Red Stone -divine design- REQUIEM FINAL REQUIEM Rider dattle Rising Eclipse Rize of Geist ROA 0.3 SalamanderⅡ Shadow Arts Plus ShadowArts Silent Princess SLASH/RE Stay on taboo STEEL MARCH Super!!キャラクターFight!! こんふゅーじょん TA-boo. Tales Of Moon DEMO TDL(仮) TERROR DROME testkakutou THE CHOCO OF DUNKERS 2003 THE CHOCO OF DUNKERS The Fighter Is Raging Eyes ver.F The Fighter Is Raging Eyes チャンピオンロード THE FULL BOKKO II THE SPIRIT FIGHTERS XI Theガッツ格闘 THE淫夢オブファイターズ810114514 THE警察24時 TPCvsHAY-second alive- Trance Code 555 WonderfulWorld World Chaos ZERO FIGHTERS アクセルシティ アクト・オブ・ブレイブ アタックカニバル学園 アビゲイルファイト イマサラ ヴァンガードプリンセス ウー・アル・クンフー エレク オッツ・キイム ファイト おてんばプリンセスの大冒険 カラーズパーティー カラーズパーティー~LOST IN EATER~ カレンダーパーティー~4season~ カレンダーレイブ ガンマニアック キン肉マン KOタッグマッチ くそゲイテクニック クロス・バーレスク くわいえっとぴーす ケモンファイティングスピリット コーラスパーティー こぎつねコロン~妖精のリング2~ ザ・スナイパー サムライブレイバー さる☆あす ザンゲフールファイター 20XX ザンゲフールファイター1´ターボ ジョジョの奇妙な冒険 第6部 しんバト スーパーカンフーX 黒虎団撃滅作戦 スーパーカンフーX 復活の黒虎団 スーパーコスプレ大戦U スーパーストリップファイターIV スーパー珍獣大戦MX スターズパーティー ストリップファイターIV ストレートファイターⅢ4rdストライク セカンドヒート そのひぐらし○なく頃にVS東方UNIVERSE 2 プロローグ編 そのひぐらし○なく頃にVS東方UNIVERSE 2 そのひぐらしのなく頃にVS東方UNIVERSE タイトル未定DS タイプ:ワイルド ダウンタウン熱血格闘物語 チンもみファイターズ テイルコンチェルトバトル テイルズ バトル ですの格ゲイ ドラゴンパピー ななこ爆裂BATTLE ニコニコ王国物語 バーニングエンジェル バトルオブカイアース はぴばと!-HAPPY BATTLE- はぴばと2~バグだらけ!プロトタイプVer~ パロって!!ファイター スペシャルヒーローズダイナマイト ひぐらしバトル頃シアム ヒャッキャコー ファイナルファック ふたりのワルツ プッチンディナー伝説 7人の意味不明ファイター プッチンディナー伝説DX 全員集合 ぶれいかぁずすぺしゃるダイナマイト ぶれいかぁずすぺしゃるダッシュ ぶれいかぁずすぺしゃるまっくす プロジェクト2D ClassX ぽけしす 2nd版 ぽけシス2nd まじかる★チェイサー ~Stardust of Dreams~ まめせん みつご乱闘中! めいどのみやげ モナーの奇妙な冒険 ~ASCII Arts Crusaders~ もりのくまさん らき☆すと LuckyStarTroopers らき☆すとω LuckStarTroopersOMEGA ラメントパーティー レトロファイターズ 阿修羅 番超伝 稲歩町ダイナマイトボム 稲歩町ダイナマイトボム・仮版 -艶ict-格ゲー(仮称) 魁!!男塾 格ゲ(仮) 格ツクコンチェルト プロジェクト2D 格闘変人 REAL BATTLE ON FILM 格闘変人2 格闘変人2JET ~クリスマス特別編・変人オリンピック開催の巻~ 格闘変人F 格闘変人SPECIAL 楽園夢想譚 椛島日記 血斗裏面史 拳聖少女Battleholic 指武利遊戯 私立アルティメット中学校 私立オラオラ学園 侍VS忍 専攻の輪舞 戦え!ツクールゲーマーふぶき 双龍拳 対戦格闘ゲーム スーパーえろえろファイター 燃えよエロゴン!! 大将軍 男対女 男対女2 男列伝Ⅳダッシュ 男列伝IVダッシュ体験版(明るさ修正版) 九闘 源平闘乱 源平闘乱・愛 超ダイナファイター2 体験版 天下一武士 天装旋忍アルマイヤー 天龍AXELCITY外伝 奴隷闘士 BATTLE SLAVE 奴隷闘士F BATTLE SLAVE FANTASIA 奴隷闘士F SPECIAL EDITION 闘式 闘魔武勇伝 動物格闘(仮) 忍者武芸伝 忍者武芸伝・狩人 熱血格闘伝説2nd 熱闘!!ストリップファイターIV 熱闘!庶民派格闘ぐらふてぃ 熱闘!庶民派格闘ぐらふてぃ-カラー版- 熱闘ジャクニク学園2 廃鉄少女 白刃異聞録 飛べ!ギリサケMAX 飛行キャラの習作 美脚IMPACT 美少女暴行ファイト4 美少女暴行ファイトFINAL 変態一武道会 暴虐姦獄~レイプシミュレータ~ 棒人間バトル 密会緋萃伝 勇者の剣 妖~あやかし~ 妖~あやかし~第二幕 完全版 妖幻灯記 凌奇艶武 倫語格鬥 儚導街綺譚
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/232.html
モヒカン頭は自分の放った炎により焼死した。 やがて炎は国会議事堂を燃やし尽くそうとしたが 突然振って来た雪により半分凍った。 そう、フレイザードの誕生だ。 【東京都国会議事堂 3日目:22時】 【フレイザード@ダイの大冒険】 [状態] 良好。主催者 [装備] 無し [道具] 支給品一式 [思考] ここはどこだ? 【「汚物は消毒だ~!」のモヒカン頭@北斗の拳 死亡確認】
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/528.html
第一回放送までの死者 時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 凶器 深夜 大原大次郎 フレイザード 0001:役立つ支給品 凍結→粉砕 素手 深夜 稲葉郷子 火口卿介 0009:震え 撲殺 岩 深夜 ゴン蔵 桃白白 0013:惨劇 斬殺 脇差 深夜 ペドロ・カズマイヤー 友情マン 0020:暗き友情 撲殺 石 深夜 石崎了 藍染惣右介 0033:サッカーボールと少年 焼死 赤火砲 深夜~黎明 竜崎桜乃 フレイザード 0016:武装強化 溺死 霧露乾坤網 深夜~黎明 アナベベ フレイザード 0016:武装強化 焼死 炎の剣 深夜~黎明 サガ 姉崎まもり 0035:月下の誓い 焼死 魔弾銃(メラミの弾) 黎明 神楽 クリリン 0032:林の中での遁走曲 爆死 気弾 黎明 剣桃太郎 飛影 0047:蒼き虎と黒き龍 撲殺 拳※1 黎明 冴羽リョウ ダーク・シュナイダー 0048:魔力尽きる街 腹部貫通 ドラシュ・ガン 黎明 戸愚呂兄 防人衛 0062:不死身と不運と慢心と 全身粉砕 ディオスクロイによるブラボラッシュ 黎明~早朝 坂田銀時 フレイザード 0073:最期に想うはビデオと 撲殺 拳 黎明~早朝 道化のバギー 東城綾 0087:吸血姫AYA 失血死(吸血) 素手(血管針) 早朝 ヂェーン 桃白白 0069:略奪 刺殺 脇差 早朝 勝利マン ラオウ 0088:勝利への執念 撲殺 拳 早朝 リン 野上冴子 0089:罪人 撲殺 コンクリートブロック 早朝 城之内克也 趙公明 0101:京都観光しようかな 撲殺 如意棒 以上18名【残り112名】 最期の言葉 名前 最期の言葉 大原大次郎 「ぐっ……」 稲葉郷子 「うう……」 ゴン蔵 「あ、俺の7年の、人生は・・・・・・」 ペドロ・カズマイヤー 「そ、んな……」 石崎了 「星矢…へへへ…二人でサッカーなんてできねえよ…ボール抱いていいかい?」 竜崎桜乃 「なっ、何なのこれ!?」 アナベベ 「ぐっ……ああ……!!」 サガ 「……アテ…ナ…よ……無念、です……」 神楽 「ソレ一体ナニアルか!光るのはそのハゲだけで充分ヨ!」 剣桃太郎 『フフ、フ……ま、理解しようと、しても、できるもん、じゃねぇだろう、な……ゲフッ』※2 冴羽リョウ 「ぐっ……畜生ォ……! ……かお……り…………」 戸愚呂兄 「左遷(レルゲイト)、使用!対象、『キャプテン・ブラボー』!!」 坂田銀時 「……延滞料…………」 道化のバギー ――あれは、俺の……静脈だ……!! ヂェーン 「た、ターちゃん…」 勝利マン 「……負け、ねえ…このオレは…勝つ!!」 リン 城之内克也 「……ゲホッ、ぐっ、遊……戯、しず……」 ※1,2:剣桃太郎の死因、殺害に用いられた凶器及び最期の言葉は彼女の功績はあまりに大きく、あまりに残酷にて判明 殺害数 順位 該当者 人数 このキャラに殺された人 生存状況 スタンス 1位 フレイザード 4人 大原大次郎、竜崎桜乃、アナベベ、坂田銀時 生存 マーダー(無差別) 2位 桃白白 2人 ゴン蔵、ヂェーン 生存 マーダー(無差別) 3位T 火口卿介 1人 稲葉郷子 生存 マーダー(無差別) 友情マン 1人 ペドロ・カズマイヤー 生存 マーダー(ステルス) 藍染惣右助 1人 石崎了 生存 危険対主催 姉崎まもり 1人 サガ 生存 マーダー(奉仕) クリリン 1人 神楽 生存 マーダー(勘違い) 飛影 1人 剣桃太郎 生存 マーダー(強者限定) ダーク・シュナイダー 1人 冴羽リョウ 生存 危険対主催(男性限定マーダー) 防人衛 1人 戸愚呂兄 生存 対主催 東城綾 1人 道化のバギー 生存 マーダー(無差別) ラオウ 1人 勝利マン 生存 マーダー(男性限定) 野上冴子 1人 リン 生存 マーダー(無差別) 趙公明 1人 城之内克也 生存 マーダー(強者限定) 第二回放送までの死者/第三回放送までの死者/第四回放送までの死者/第五回放送までの死者/第六回放送までの死者/第七回放送までの死者/第八回放送までの死者
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/756.html
439:風◆SD0DoPVSTQ スタスタスタ 先頭を歩く承太郎はポケットに両手を突っ込みながら無言で歩いていた。 飛刀が話していた、大阪にいる主催者打倒を目指すという人物を求めて。 頭の中にあったのは翼と約束したチームを作り上げる事。 Lとポップそしてパピヨンという人物が加われば総勢8人の大チームになる。 決してサッカーをする為に11人集めようとは思っていなかったが、 それだけの人数がいればどんなマーダーが襲ってきてもどうとでも対処できるし、脱出の方法だってきっと見つけられる筈である。 今のこのチームも悪くはない。 ただ唯一足りない物があるとすれば、この状況でも脱出を考えられるクールさと頭脳である。 大阪でそれを補える人物と出会えるなら、更に心強いチームになれる筈である。 ――だが、何もかも終わった時にまだ11人揃っていれば、そいつらとサッカーをしてみるのも悪くはない。 スタスタ 少し間を空け、次を歩くルフィもまた頭の上で手を組んで無言のまま歩いていた。 先程までししし、とルキアと一緒に桑原の鎧姿を笑っていたルフィの面影は残っていない。 口を一文字に結んで、空の彼方を眺めている。 ルフィはこうなった原因を許せなかった。 エテ吉を、バッファローマンを、世直しマンを、そしてボンチューを殺した奴を。 そう、それは自分。 自分の弱さがこの結果を引き起こしたのだ。 フレイザードと最初に出会った時に奴を倒すだけの力があれば、大切な仲間を失わずに済んだのだ。 仲間を護る力もなくて、なにが船長か。 最初に出会ったDIOの時だって倒せずに終わってしまった。 結局自分は中途半端だったのだ。 自分が足りない分は仲間が補ってくれる。 それは十分に理解している。 ゴーイングメリー号のクルーだってそう。 今の仲間だってそうだ。 十分に頼もしく、自分の足りない部分をサポートしてくれている。 だがそれを解っているからこそ、その大切な仲間を護るだけの力のない自分が恨めしかった。 スタスタ 「桑原殿、先程からなにをやっておられるでござるか」 三番目を歩くのは男塾一号生、雷電。 彼もまた彼なりの悩みを抱えていた。 その悩みは傍から見ると馬鹿馬鹿しく、日頃冷静な雷電とも思えぬ悩み――いや、生真面目な性格の彼だからこその悩みとも思えた。 先を歩く承太郎とルフィ。 隣を歩く桑原と、少し離れた後方を歩くルキア。 そして自分を含めた五人の仲間で行動している。 他の四人は大切であり頼りになる仲間であり、また他の四人も同じ様に思ってくれていると胸を張って断言できる。 だが、そうは思っていながらも、心の何処かで他の四人と壁を感じてしまっている自分がいた。 それは自分が作り出した壁であり、他の四人は決して自分に対して壁なんて感じていないという事も重々承知している。 他の四人に共通していて、自分だけが持ち合わせてない物。 それは『疵』という名の『絆』。 大切な仲間を、譲れない信念を護る為にこの島で戦い続けて来た事の証。 自分としては決して常に安全な場所にいたつもりはないし、戦場にも赴いている。 仲間もそれを知っているし、戦友として思ってくれているのも解ってはいる。 ――無傷ならそれに超した事ないではないか。 傍から見ればそう言われるだろう。 負傷者が多く、まともな戦力に欠ける今のパーティでは、無傷の自分がどれだけ重要かという事も頭では理解している。 だが疵だらけだが輝いている仲間を見ていると、どうしても壁を感じずにいられなかった。 馬鹿げていると自分でも思う。 名誉の負傷疵を共有している仲間達が羨ましく、そしてその中無疵でいる自分がただただ恥ずかしかった。 そんなバグみたいにひたすら絡みつく思考を振り払う為に、隣にいた仲間に話しかけていた。 スタスタ 「あぁ。フレイザードの野郎とやった時に、こうぶわーっと光っていつもと違う剣がでてきたんでな」 そう言いながらも何度か手をグーパーさせながら桑原は答えた。 「あれから何度かあの時の剣を出そうと思ってるんだが、いつもと同じ霊剣しかでねぇんだよ」 「桑原殿が仰っていた、空間を切り裂き場所を移動できる『次元刀』という技でござるか」 「それさえ使えれば、もしかして元の世界に帰れるんじゃないかって閃いたのよ」 流石俺、と桑原は笑った。 パーティの空気を少しでも明るくする為に、ボンチューの分まで自分が盛り上げなくては、と。 「ふむ、しかし桑原殿は肝が据わっているでござるな。 次元刀で切り裂いた先が禁止エリアであったという可能性も捨てきれなかったでござろうに。」 そう言われて初めてその可能性に気がついた。 今更ながらに血の気が引く音が聞こえた気がしたが、桑原は必死に笑顔を取り繕った。 「は……はっはっは。あの場所に居ても悔しいが殺されてただけだったからな。 ならば少しでも可能性のあった方に賭けたに決まってるじゃねーか」 「流石は桑原殿。戦場でそれだけ冷静に状況分析できるとは感服仕る」 次元刀はまだまだ未完成の技。 技の発動を使いこなせる様にした上で、更に移動先も思い通りにできる位にしないと簡単に使える技じゃないな、 と肝に銘じながら桑原は馬鹿笑いを続けた。 「はっはっは――っと、すまんルキア。ボンチューの事思い出させてしまったか……」 ついつい次元刀の話題になってルキアの事が頭の中から抜け落ちてしまっていた。 ボンチューに託されたものの一つであるルキア。 彼女の為に少しでも空気を明るくしようと思っていたのだが、調子に乗って裏目に出てしまったらしい。 (ったく、色々面倒な物残してくれたもんだぜ……) だが、そうは思っても嫌な気はしなかった。 彼の中で彼女はボンチューに託されるまでもなく、とっくに護るべき対象であったのだから。 ……スタ……スタ 「な……謝られても困る。私はもう大丈夫だっ」 ルフィ、雷電、桑原より更に離れた所を歩いていたルキアは、自分の名前が耳に入った事で思考の渦から現実世界に戻って来られた。 「腐ってる時間なんて無い。それ位の覚悟は私にだってできている」 その言葉には嘘偽りはない。 もう自分の所為で仲間が死んだ等と思わない。 そうやって自分を蔑む事が巡り巡って、散っていった仲間を蔑んでる事に繋がるのだ。 最初に出会った銀髪で癖毛の男も、次に出会った海馬瀬人も、バッファローマンと世直しマン、そしてボンチューも。 全員護りたい物、譲れない物の為に戦って散っていったのだ。 彼等の思いを汚さない為にも、決して腐ってなんかはいられない。 思いを受け継ぐ事、それこそが大切なのだから。 「――そうか」 しかしそうは言うものの、ルキアの足取りは一向に速くなる気配がなかった。 彼女の見つめる先にあるのは使用可能になっている『青眼の白龍』。 『青眼の白龍』のカードを握りしめ、彼女は無意識のうちに吐き出しそうになった溜息を咄嗟に飲み込んだ。 「おい、いい加減にしろよテメー」 上の方から怒りを含んだ声が聞こえてきて、咄嗟に飲み込んだ溜息が気管に入ってる。 「ゲホッ、ゲホッ……承、太郎……殿?」 咳き込んで眼に涙をうっすらと浮かべながら、声の聞こえてきた頭上に視線を上げる。 そこには先程までずっと先を一人歩いていた承太郎の顔があった。 「我が侭はこれきりって自分で言ったのはどこのどいつだ」 「なっ……私はなにも言ってないではないかっ!」 「言ってるのと同じだ。このじゃじゃ馬娘が」 ポケットに手を突っ込んだまま、ルキアを見下ろしていた承太郎の表情は不機嫌そのものであった。 実際に口には出していなくても、ルキアの表情が、仕草が何をしたいかを仲間に物語っていた。 「まぁまぁ承太郎殿。そこら辺で」 「承太郎。それ位でいいじゃねーか。ルキアも解っちゃいるだろうよ」 苛立っている承太郎を雷電と桑原は慌てて止めに入った。 「時間がないってのは何度も言ってるし、テメーも十分理解していたと思うが違うか?」 「そんな事っ!確認されなくても、解って……いる……」 次第に小さくなっていく語尾と反比例して、『青眼の白龍』のカードを握る力は強くなっていく。 「今まで散っていった仲間の事を思うなら、こんな所で立ち止まってはいられないってのはわかってるっ!」 ルキアは大きく息を吸い込んだ後、思い切り叫んだ。 他の誰でもない、足の動かなくなった自分に言い聞かせる為に。 死んでいった仲間の為にもここで立ち止まる訳にはいかない。 銀髪で癖毛の男、海馬瀬人、バッファローマン、世直しマン、そしてボンチュー。 みんなのお陰で自分は今ここに立つ事ができている。 彼等の誇り高き心と犠牲は決して汚してはいけない。 一人一人がフレイザードの足を止め、体力を削り、意志を想いを繋げてきた。 桑原の話を聞く限り、あのフレイザードを大分追い詰めたとも聞いた。 そして誰が倒したのかは知らないが、厄介だったフレイザードの相方、ピッコロ大魔王はもういない。 つまり、フレイザードは現在体力を消耗させた上に恐らく一人なのである。 フレイザードを後回しにして、体力を回復されたとしたらまた手に負えなくなってしまう事は明らかである。 彼等が命懸けで繋いでくれたこの状況。 フレイザードが体力を回復させる前に見つけだし、それを叩く事こそがボンチュー達の死を無駄にしない事なのではないか。 「――わかって……いるんだ……」 だがルキアの口からはその事が言えなかった。 ――もう我が儘は言わない。 ルフィを探しに行くときに自ら口にした約束。 承太郎との約束を護る為にも、ルキアは下唇を噛んで喉から出そうになる我が儘を飲み込んだ。 しかし喉から出ようとする想いを飲み込もうとすると、代わりに眼から想いが零れてしまいそうになる。 我慢をすればする程――体中から出る想いを抑え込もうとする程、身体や足も動かなくなってしまう。 雁字搦めになり動かなくなった身体の中で、唯一『青眼の白龍』のカードを握りしめた小さな手だけが震えていた。 「――みんなわりぃな。おれちょっと用事思い出した」 沈黙だけが支配していたその場を最初に崩したのはルフィであった。 先程までの真面目な表情はもうない、底抜けに明るい笑顔で笑っていた。 「探して貰ったばかりで悪ぃんだけど、先行ってて貰えねーか?」 元来た方向へと一歩踏み出したルフィは、振り返ってそれだけ言い残すと再び歩き出した。 「お、おいルフィっ!」 俯いていた顔を上げ、咄嗟にルキアは叫んだ。 離れていく背中が、もう帰ってこない仲間達の後ろ姿と重なって見えた。 「コラ待てルフィ!てめーにだけ良い格好はさせねーよ。俺だって忘れ物してる事思い出したんだからな!」 「桑原までっ!」 去って行くルフィの背中を桑原はがに股走りで追いかけた。 星明かりを反射して輝く蟹座の黄金聖衣が桑原の背中を押してるようにも見える。 「これはルキア殿の我が儘ではなく、拙者達の我が儘でござる」 呆気にとられているルキアの頭の上にぽんと優しく手を置いてから、雷電も続いて歩き出す。 頭に残った雷電の大きな手のひらの感触は力強く、そして暖かかった。 「――ったく、どいつもこいつもクールじゃねー。クールじゃねーが……チームの方針なら仕方ねぇ」 数歩歩いた承太郎は長ランを翻しながらルキアの方を振り向いた。 「いつまで口を空けて間抜け面さらしてやがる。さっさと行くぞ、じゃじゃ馬娘」 それだけ言うと承太郎は再び歩き出す。 「お、お主ら……何処に……」 そんな事は聞かなくても解ってる。 彼等の背中を見れば答えは一目瞭然だ。 ルキアは袖で眼の周りを拭った後、慌てて目の前の大きな四つの背中を追いかけた。 雁字搦めに己を縛っていた束縛はもうない。 「待てっ!私も行くぞっ!」 スタスタスタ ルフィは歩く。 仲間を護る為。 悟空との戦いで得たギア2(セカンド)という新たな力を引っさげて。 桑原は歩く。 忘れてきた物を取り戻す為。 果たせなかったボンチューの仇とつけられなかった決着を。 雷電は歩く。 ボンチューとの約束を守る為。 疵だらけの仲間達の先頭で戦い、彼等を自分の身に代えても護る事を決意して。 承太郎は歩く。 意外な自分に驚きながら。 仲間に振り回されてばかりだが、それを受け入れている自分に。 ルキアは歩く。 仲間達の死を無駄にしない為。 この仲間達こそならばフレイザードを倒せると信じて。 気がつけば五人の歩調と意見は揃っていた。 向かうは最後にフレイザードと戦った山形県の方角。 体力を回復しているとすればそう遠くまでは移動してない筈である。 この場にいる全員がフレイザードと何らかの因縁を持っていた。 彼等の決意に違いはあれど、成すべき事は一つ。 ――打倒、フレイザード。 それでは今回の話もお馴染みのこの台詞で締め括るとしよう。 「やれやれだぜ」 【群馬県/二日目・真夜中】 チームの共通方針 1、山形県の方角いると思われるフレイザードを探し、今度こそ倒す。 2、大阪に向かい、ポップ、L、パピヨンと合流する。 3、ヤムチャ達を警戒。戦力が整うまでは接触を避ける。 4、(クールな)仲間を増やす。ダイを探す(承太郎案)。 【モンキー・D・ルフィ@ONE PIECE】 [状態]:両腕を始め、全身数箇所に火傷、疲労・ダメージ大 ギア・2(セカンド)を習得、雷電に担がれている [道具]:荷物一式×2(片方は食料なし、もう片方は食料・水、残り3/4) 賢者のアクアマリン@HUNTER×HUNTER、いびつなパチンコ(特製チクチク星×3、石数個)、大量の輪ゴム ボロいスカーフ×2、死者への往復葉書@HUNTER×HUNTER(カード化解除、残り八枚)、参號夷腕坊@るろうに剣心 [思考]:1:チームの方針に則る。 2:"仲間"を守る為に強くなる。 3:"仲間"とともに生き残る。 4:仲間を探す。 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]:左腕骨折、肩に貫通傷、全身各所に打撲、左半身に重度の火傷(以上応急処置済み) [装備]:シャハルの鏡@ダイの大冒険 、飛刀@封神演義 [道具]:荷物一式(食料4食分、水半分消費)、双子座の黄金聖衣@聖闘士星矢 らっきょ(二つ消費)@とっても!ラッキーマン、ドーナツ状に分断された首輪 [思考]:1:チームの方針に則る。 2:首輪の解析。 3:翼とブチャラティを殺害した人物を突き止め、仇を取る(ヤムチャが怪しいと睨んでいる)。 4:主催者を『必ず』打倒する。 【雷電@魁!!男塾】 [状態]:健康 [装備]:木刀(洞爺湖と刻んである)@銀魂、斬魄刀@BLEACH(一護の衣服の一部+幽助の頭髪が結び付けられている) [道具]:荷物一式(水、食料を一日分と二食分消費) [思考]:1:チームの方針に則る。 2:怪我している仲間達の代わりに先頭に立ち戦う。 3:ボンチューとの約束を守り、ルキアを護る。 4:何があっても仲間を守る。 【朽木ルキア@BLEACH】 [状態]:重傷、疲労。右腕に軽度の火傷 (応急処置済み)、霊力回復 [装備]:斬魄刀(袖白雪)@BLEACH、コルトパイソン357マグナム(残弾21発)@CITY HUNTER [道具]:荷物一式、バッファローマンの荷物一式(3食消費)、遊戯王カード(青眼の白龍・使用可能)@遊戯王 [思考]:1:チームの方針に則る。 2:フレイザードを倒す。 3:仲間が死んでも、もう自分を蔑むことはしない。 4:ゲームから脱出。 【桑原和真@幽遊白書】 [状態]:全身各所に打撲、戦闘によるダメージ大、重度の疲労、軽度の火傷 次元刀が覚醒(しかしまだ不安定) [装備]:蟹座の黄金聖衣@聖闘士聖矢 [道具]:荷物一式(水・食料一日分消費) [思考]:1:チームの方針に則る。 2:友情マン達との合流、(友情マンに対し多少の罪悪感) 3:フレイザードを倒す仲間を集める(飛影を優先) 4:ゲームの脱出 時系列順で読む Back 選んだ未来(シナリオ) Next いちご120%~決別の咆哮~ 投下順で読む Back 選んだ未来(シナリオ) Next いちご120%~決別の咆哮~ 424 見えない未来へ モンキー・D・ルフィ [[]] 424 見えない未来へ 空条承太郎 [[]] 424 見えない未来へ 雷電 [[]] 424 見えない未来へ 朽木ルキア [[]] 424 見えない未来へ 桑原和真 [[]]
https://w.atwiki.jp/taninrpg/pages/123.html
なぜなに他人ツクール LV99の罠 アイテム捨てる うあんねす 魔力暴走 船来ない シリーズ(動画一覧) もどる
https://w.atwiki.jp/hisuivtr/pages/28.html
レイザー 元は竜族「始祖鳥」型の魔物だったが、 現在は(信哉の)ミスリルの腕輪にその精神を融合させ、「風」の属性を得ている。 飛竜と鳥の見た目・性質を併せ持ち……というよりほとんど良いとこ取り。 元ネタに反して飛行能力が非常に高く、属性も相まって空中戦が得意。 目覚めた後に信哉と対話、彼を主とし、その成長を促していく。 『クリエイト』によってメカとしての実体を得た後は、信哉の操作により戦闘を行う。 「高速戦闘機形態」: 普段の形態。主に信哉が操作を行う。射撃の威力は低いが種類は豊富。近接武装はウイングクローのみ。 最高速は最も高い。 「ワイバード形態」: 竜族としての力を前面に出した形態。最高速は下がるが機動力が上昇・近接戦闘も可能になる。 構造が構造のため、レイザーの意思で動く部分が他2形態に比べて大きい。 (信哉の頭が理解し切れない。当初レイザーはこの形態も信哉に任せたため、混乱が起きたりもした) 遠近・速度・機動などのバランスは取れているが、ちょっと器用貧乏気味。 「アーマード形態」(?):武器は双剣。ナイフ? 信哉が指示し、レイザーがボディの操作を行う。 ヒトの姿をしているため、信哉の判断力が最も発揮される形態。 「細腕」になるため単純なパワーは全形態のうち最も低いが、 機動力は最高のものを持ち、全ての武装を使用出来るようになる(といってもそんなに数は無いが)。 また、「心の力」が必要とされる「必殺技」を放てるのはこの形態のみ。 以上3(2?)形態に変形する。 タージェシップ(のボディ)と「風皇合体」することが可能で、 「ヴォルテクトレイザー」となることが出来る。 (本人曰く「借りる」。この時期はタージェシップに意思が無いので、基地の機能で呼び出す) 武装は「剣と盾」というオーソドックスなものになる。 元のボディと同様シールド使用重視の戦法が特徴で、 「風」の力を組み合わせることで「シールドサイクロン」「VTウォール」などの超パワーを発揮する。 なお飛行形態として重戦闘機「」になることも出来るが、こちらは「風皇合体」とは呼ばれない。 (というか「皆で長距離移動」をしないので本編では需要が無く、ほとんど合体時に出てくるだけだったり……) ロードストーム(「道」と「卿」のダブルミーニング。嵐の一本道を生み出す拘束技。) ロードサイクロン(ストームの攻撃版。拘束しつつ切り刻む。) 外見特徴 参考:「鳥盤目」→「装盾亜目」 (ただし「鳥類」は「竜盤類」→「獣脚類」→「始祖鳥」から進化しており別系統なので注意。わざと一緒にしてしまうか) (って装盾亜目の下=剣竜or曲竜=スピノかアンキロになるのか!) ――巨大な、鳥だろうか。 しかしその眼光と鋭い牙、翼から生えた巨大な爪は、古代の恐竜をも思わせる。 元ネタ特徴メモ。太字はデザインに 始祖鳥の特徴: 「牙とアゴ」 「鉤爪のある3本の指」 「長い尾部に骨」 「よく発達した風切羽」 「脚部を覆うズボンのような発達した羽毛」 「翼幅が短く翼端が丸い(細長くない。障害物の多い環境中を飛行するのに向いていたとも考えられる)」 「脚部から生じる非対称の「後羽」(主翼や尾翼の補助として、最大で失速速度を6%・旋回半径を12%程度小さくする事ができたと考えられている)」 脚部根元から後ろ向きに生えているっぽい。 「第1指が他の指と対向していない」 掴む動作は苦手。 脳:視覚を司る部分が脳全体の1/3。 また、飛翔に必要な鋭敏な聴覚と空間認識能力、それに姿勢制御能力を兼ね備えていたと考えられる 地上を素早く走れたかもしれない。 なんか、カラスっぽい。 鳥: 「鎖骨」 「羽毛」 「翼」 「(翼の)親指」 恐竜: 「長く突き出た距骨(足の内側側面)」 「歯間中隔」 「坐骨の閉鎖孔突起」 「尾の血道弓」 (恐竜側はなんだかよくわかんね) 調べていたら恐竜絶滅についての諸説→隕石→核の冬、とか移行していった件。
https://w.atwiki.jp/for_orpheus/pages/76.html
月のない夜の事だった。 新月という、月輪が夜天から完全に消え去る日であり、尚且つ、空は盈月の光ですら地に届かぬ程の、分厚い雲に覆われていた。 そんな夜は、きっと人外化生が跳梁する。 人にとって────陽光の恵みを受けて生きる全てのものにとって、よくないものが現れる。 正邪善悪を問わず、法のもとに生きる者も、法の外に生きる者も問わず。誰もがそんな不吉な事を考えてしまう。 ある者は下らぬ妄想と笑い。ある者はそっと愛しい誰かを抱きしめる。 そんな夜だった。 灼熱の炎と、凍てつく吹雪が荒れ狂う。 狂風が吹き荒び、雷が夜闇を切り裂き空気を震わせる。 人が居ない。獣が居ない。虫が居ない。 街という、人が住み、日々の営みを行う場所が、鬼哭啾々たる,人はおろか生物が立ち入らぬ荒野の如き有様を示していた。 「ああ…やっぱり本物の人間は旨ぇよなぁ。エヌピーシーってやつは、味がイマイチ薄かったからなぁ」 闇が動いた。こんな声を出す者の傍には居たくないと。闇すらが逃げ出す声。人の持つ悪性を練り固め、音とすればこんな声になるだろう。そんな声。 「ククッ…。こんなもんかよ英霊ってのは、ヒュンケルに比べりゃ、雑魚と呼ぶにも値しねぇ」 闇が震えた。声に含まれた比類無き暴性に怯えたかの様に、闇すらが震える声。人の持つそれとは根本からして異なる“暴”。 事の起こりは10分と少し前。鎬を削る二騎のサーヴァントと、二人のマスター。この冥奥領域、冥界に存在する東京では、珍しくも無い光景だった。 そこに乱入して来た主従もまた、珍しくは無いだろう。 珍しいのは、主従ともにヒトの形をしておらず。 その強さが、破格であったという事だった。 高いステータスと対魔力を誇るセイバーは、近付いただけで火傷を負いそうな、燃え盛る炎の左半身と、触れただけで皮膚が裂け、鮮血を噴き出しそうな右半身を持つ異形と対峙した。 異形の放つ魔術の炎弾を、対魔力で寄せ付けず、口から吹き付ける氷雪にも耐え、瞬時に肉薄し剣を振おうとしたセイバーは、異形が五指から放った五つの炎弾により、全身が炭化して息絶えた。 人を超えた身体能力を持つのがサーヴァント。その中に於いても最速を謳われるランサーのクラスを得て現界した神速の英霊。 それが、三振りの刀身を鼻面から伸ばした漆黒の獣の影すら捉えることが出来ずに、全身を爪と刃で斬り刻まれ、世界を白く染めて落ちた雷に撃たれて微塵と砕けた。 後は単純な話だ。戦場に立つマスターから、屠殺場に引き出された豚へと立場が急転直下した二人のマスターは、二つの異形に嬲り殺され、そして獣の“エサ”となった。 「こっちの奴は魔術師か。魔力のある人間ってのは旨ぇなぁ」 獣が嗤う。サーヴァントを従えていた時の選民面が崩れ、涙と鼻水と糞小便を垂れ流しながら命乞いをした男の姿を思い出して。 「セイバーよ。さっきのサーヴァント共はどうだった」 氷炎の異形────フレイザードは、愉しげに嗤う己がサーヴァントへと尋ねる。 魔界の神とも称される大魔王バーン。その麾下の六大軍団長の一角として、己が従えるサーヴァントには、あの程度の雑魚は歯牙にも掛けない強さを、フレイザードは望んでいた。 多少なりとも、あのセイバー程度と互角だったランサーを認める様ならば、フレイザードは落胆と共に、縁切りを考えただろう。 「弱ぇ。あの程度なら、俺が殺してきた字伏共の方が、まだ楽しめたぜ」 獣は嗤う。人の身に余る偉業を成し、人を超えた存在へと昇華されたサーヴァントをして、問題外だと嘲り笑う。 獣の名は紅煉。嘗て居た世界に於いて、世界そのものを滅ぼし得る大妖を除けば、最強であった獰悪の獣。 人も妖も寄せ付けなかった凶猛さを以って、英霊を問題にもならぬと嘯き、それが虚勢でも嘘偽りでも無い妖。 「ククク…それなら問題ねぇ。あんなゴミを少しでも認める様だったら、外れを引いたとガッカリしちまうところだった」 フレイザードは笑う。此処での初戦で試した紅煉の強さは本物だと確信して。 これならば聖杯を穫れると。フレイザードはサーヴァントを相手取っても、己が負けるとは思っていないが、万が一という事も有る。 サーヴァントがマスターよりも遥かに強いというならば、六大軍団長のフレイザードがマスターとしている以上。サーヴァントには軍団長に比肩する者が居てもおかしくは無い。 その懸念は、紅煉が示した強さにより確信となった。このサーヴァントは、フレイザード達六大軍団長に匹敵し得る。 そして、紅煉の様な強者がサーヴァントとして他にも召喚され、聖杯を求めて、この冥奥に牙を研いでいるかも知れぬ。 フレイザードが単体であれば、苦戦は必至。或いは敗北するかも知れないが、紅煉が居れば話は別だ。 軍団長級が二人ともなれば、フレイザードの上に立つ、魔軍司令ハドラーであっても苦戦は免れない。 ましてや、人間などでは、例えサーヴァントといえども勝負にもなりはすまい。 紅煉を召喚した時点で勝利は確実。万能の願望機である聖杯を手に入れ、大魔王バーン様に捧げれば、フレイザードの勲は誰もが及ばぬものとなる。 「俺もだぜマスター。あんな弱ぇ奴等に、少しでも苦戦するようなら、縁切って別の奴探すところだったぜ」 紅煉は喜悦に顔を歪める。口が耳まで裂けて、地獄へと通じる深淵を思わせる口内が見えた。 このマスターは“当たり”だ。強さでも魔力量でも一級どころではない領域。そして、性格の悪逆無道さ。 己を使う者として、認めるにやぶさかでも無い。 これならば、紅煉は聖杯を穫れる。聖杯に願い、黄泉返って、紅煉への復習を果たしたと安堵している鏢を嘲りながら、鏢が守ろうとした女と子供(ガキ)を眼の前で嬲り殺してやれる。 標の絶望と憤怒を思い、クツクツと紅煉は笑った。人の心の内に在るドス黒いモノが、口から濁流となって流れ出しそうな笑みだった。 遠くから耳障りな音が近付いて来るのが聞こえた。爆発音を派手に響かせ、挙句に落雷まで起きたのだ。不安に駆られた近隣住民達から複数の通報を受けた警察が出動するのも当然と言えた。 「人間共が、ワラワラとやって来やがったぜ」 フレイザードが凶悪に笑い。 「どちらが多く殺せるか、勝負してみるか。マスター」 紅煉が獰猛に牙を剥く。 「おお、良いぜ」 応じたフレイザードが眩く輝く火球を放ち、近付いて来た車列の、先頭のパトカーを爆発炎上させた。 「やるじゃねぇかよお!!」 負けじと紅煉が右腕を接近して来る音の方へと向けると、数十条の稲妻が放たれ、数台のパトカーが爆発炎上する。 突如起きた惨劇に、車を停止して、パトカーから降りた警官達へ、暴悪の主従は悠然と歩き出した。 【CLASS】 セイバー 【真名】 紅煉 【属性】 混沌・悪 【ステータス】 筋力: A+ 耐久:A + 敏捷: A+ 魔力:B 幸運: C 宝具:B+ 【クラス別スキル】 対魔力:A A以下の魔術は全てキャンセル。 事実上、現代の魔術師ではセイバー に傷をつけられない。 騎乗: ー 騎乗の才能。『何かに乗った』という事が無い事と、セイバーの体型的に騎乗という行為に向いていない為に機能していない。 代わりに高ランクの飛行能力としての効果を持つ。 【固有スキル】 字伏:A+ 字伏と呼ばれる極めて特殊な妖(バケモノ)としての格を表す。 セイバーは字伏と呼ばれる妖(バケモノ)の中でも、最強の存在の為このランク。 極めて高ランクの天性の魔、怪力、再生、魔力放出(風雷)の効果を持つ複合スキル。 怪力の効果は破格であり、人の身では到達不可能な領域。身体能力のみで宝具に迫る。魔力放出(風雷)の威力は凄まじく、並の対軍宝具に匹敵する。 戦闘続行:A 往生際が悪い。 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。 加虐体質:B+ 戦闘時、自己の攻撃性にプラス補正がかかる。これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。 攻めれば攻めるほど強くなるが、反面防御力が低下する。 カリスマ:D 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 精神異常:A 精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。 ギリョウさんの声もガン無視できる。 【宝具】 破妖霊刀 ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人 人間が白面を滅ぼす為に鍛えた三振りの霊刀を白面の者が奪い、紅煉に与えたもの。現在は刀身だけが紅煉の鼻面にブッ刺さっている。 純粋な刀剣としての性能も高いが、最強の大妖である白面の者を滅ぼすためのものである事から、魔性に対する特攻効果を持つ。 更に魔性に対する再生阻害能力も有り、この刀で斬られた魔性がAランク以上の再生若しくはそれに類する能力を持たぬ限り傷が塞がらなくなり、斬られたものが魔に属する場合、傷口が融解していく。 喋ったり何か食ったりしたら舌切れるんじゃね……………?細かいことは気にするな。 黒炎 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:聖杯戦争のエリア全域 最大捕捉:1000人 紅煉が魔力を消費して身体から産み出す妖(バケモノ)。 サーヴァントに換算した場合、筋力: C 耐久:C 敏捷: C 魔力:C 幸運: Cのステータスと、魔力放出(風雷):C 怪力:C のスキルを有する。 強化型として、妖気を収束して光線として撃つ『穿』及び、突き刺さると根を張り、対象をその場に縫い止める『千年牙』を持つ黒炎も生み出せるが、魔力消費は多め。 最終決戦時に麻子の親父に殴り倒されていた…………?都合の悪い事は忘れろ。 数の暴力で人類最強候補の凶羅さん仕留めてたでしょ!! 【Weapon】 破妖霊刀 【人物背景】 元々『捉影』という名の人間が、獣の槍を得て、そのまま槍に魂を梳られて獣と化したもの。 なお人間だった時から、人間殺すよりも獣の槍使って妖ぶっ殺す方が楽しいと語っており、真正の悪人である。 その邪悪極まりない性状を白面に見込まれ、スカウトされて、白面について妖怪や同族の字伏を殺しまくる。 通常、獣の槍に魂を梳られて獣となってものは、槍の持つ白面の者への怨念に支配されるのだが、此奴は全く気にせずに白面の手下をやっている。 配下の黒炎達の指揮統率をそつなくこなしているが、どこでそんな技能覚えたのかは不明。 復活した時に、ある家を襲い、その時に妻と娘を喰われた男の、命を賭けた呪法により死亡。 【聖杯への願い】 復活。自分を殺した鏢の前に甦って、鏢が守ろうとした母娘を鏢の眼の前で殺して喰う。 【マスターへの態度】 気は合うし、魔力実力共に申し分ないので、言うことを聞く事にしている。 【マスター】 フレイザード@ドラゴンクエスト ダイの大冒険【マスターとしての願い】 復活。聖杯をバーン様に捧げる【能力・技能】 炎と氷の呪文や息吹(ブレス)を行使する。 メラゾーマ五発を同時撃ちする五指爆炎弾や、自身の体を弾丸とする氷炎爆花散 全身を砕いて無数の岩の塊となって、敵を滅多打ちにする弾岩爆花散といった技を用いる。 【人物背景】 魔軍司令ハドラーが禁呪法を用いて創造した人造生物。誕生して一年しかない為に勝ち続ける事でしか己を証明出来ない為に、勝利と栄光への周年は凄まじいものがある。 炎の凶暴さと氷の冷徹さを併せ持ち、粗暴な言動とは裏腹に、狡猾で頭が切れる。 参戦時期は死亡後。 【方針】 サーヴァントが二騎居るようなモノなので、力尽くでゴリ押しも出来るが、敵を見定めて確実に勝てる相手を襲い、手強ければ勝てる状況を作る。 【サーヴァントへの態度】ウマが合う上に軍団長に比肩し得る強さな為に文句の付け所が無い。
https://w.atwiki.jp/jupiter0702/pages/9.html
クラブマスター xx縁xx サブマスター 遥空 メンバー 苺十字 えびふりゃ キャンベル卿 銀鶯 龍護 れいる みーちゃん ユラト 超飛行少年弐 アレンクリア まじゅまじゅ o上条当麻o 縁月 リースリング りんしゃん 朋弥 LAVIE xx双月xx 画像素材に関しては超少量TWツクール素材さんからいただきました。
https://w.atwiki.jp/taninrpg/pages/203.html
黒歴史実況 中古のRPGツクールをプレイ part1 part2 part3 part4 part5 00007 しゅうの レジェンドオブ おちのある とある だいぼうけん ナンジョウ デンセツ ティーラの 他1本 みーのはなし1 他1本 part6 part7 part8 天命 リューン編 リューン編 他1本 解析 マイリスト もどる
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/11467.html
ブレンダン・フレイザー 名前:Brendan Fraser 出生:1968年12月3日 - 職業:俳優 出身:アメリカ 出演作品 1990年代 1992年 原始のマン*(リンク):森川智之 1993年 カントリー・ファーム 招かれざる婿!?*(リンク) 1994年 イン・ザ・アーミー こちら最前線、異常あり*(リンク) 1997年 ジャングル・ジョージ(ジョージ):檀臣幸